2016/05/01

あとがき 霊夢さん家の縁側日記#2

お久しぶりです、李花尺です。
皆様如何お過ごしでしょうか?

さて、またまた久々ぶりの投稿になりました。実は、作画自体はほぼ4月半ばには終わっていたのですが、ばたばたしていたらGWになってしまいました。

さて、今回は九十九姉妹がやってきました。どうして九十九姉妹かと申しますと、「誰がきて欲しいですか」という私の問いかけに対して、動画コメントで一番早かったのが、九十九姉妹だったからです。もちろん、これまで描いていないですし、描いてみたかった姉妹です。

と、いうのも、二人はスカーレット姉妹や、古明地姉妹と違ってその間に確執と申しましょうか、わだかまりのようなものがまだないように感じるからです。例に挙げた紅魔館と地霊殿の姉妹は多少なりとも「いびつな」姉妹であることを感じさせますし、いびつさを超えて離れられない何かを感じます。が、九十九姉妹はただ寄り添うことで姉妹を感じることができますし、むしろそれでしか姉妹としてのつながりがないようにも思えます。ですから、無垢な姉妹愛と申しましょうか、そういった暖かな関係をもっているのではないかなぁと思います。なんの因果か、姉妹となった二人ですから、二人にとって、それはとっても得難いものではないでしょうか。

最後のシーン、琴と琵琶の共演の音源があればよかったのですが、探しきれませんでした。また、二人の曲である、幻想浄瑠璃を流すという案もすてがい魅力があったのですが、これもちょっと挫折しました。探すのが下手ですなぁ。

ところで、いいですよねぇ、晩秋の温かい陽だまりの縁側に九十九神がいて、ゆっくりとつまびきながら時を過ごすのって。・・・行ってみたい。むしろ、九十九姉妹を登場させようとしたら必然的にそんなシーンが目に浮かんだので、実のところ、コーヒーは単なる口実です。

さてさて、次はだれが縁側にやってくるのやら。