ただいま立て込んでおります。これまでは土日に籠もっておおかたの作業をしていたのですが、土日も時間を割けませんので、だめですね。2月中には後半に1本投入できるかなぁ、という感じです。気長にお待ちして頂けたら幸いです。
一方で、次の長編のアウトラインがおよそ私の中で固まりつつあります。以下、ネタばれというかちょっとした予告なので、見たくない人は注意してくださいね(尤も、たいした事は書いてないですが)。
次の話は文を主人公に据えてやるよ〜ということは以前に告知したように思います。では以下にどんな内容ですか、というのをちょっと書きます。
次は、射命丸文がいろんなところでいろんな写真を撮ってそれがめぐりめぐっていろんな出来事を引き起こすお話です。元のネタというか下敷きは「塞翁が馬」ですね。今のところ台本を起こしつつあるところです。が、肝心要の文のキャラクターをどうするか、結構悩んでいるところでもあります。長い年月を生きた妖怪として、自分が予想できない出来事を楽しむのか、本当に右往左往するのか、これによってずいぶんと物語の性格が変わりますからね。
たぶん、前者としてどこか達観した様子を見せながらも、どこかで自らの人生(妖怪生?)をより楽しくするために無駄骨をおる文を描けたらなぁと思います。長い時を生きる多くの妖怪にとって時は輪廻するものだと思われますが、文はたとえ輪廻であっても前進がある、つまり螺旋を描いているものであるべきだと考えていると妄想します。きっと行動派な文はそういう風に考えているでしょう。
でも、そのように達観ありきの楽しむためだけの出来事だけではちょっとおもしろくないので、文はなにかこれまでになかった感性を物語のはじめに手に入れることを考えています。ですから、文の輪廻は瞬間的に、大きく螺旋を描く、そんな物語に出来たらいいなぁと考えています。が、例によって表現しきれない可能性があるよ、まったく。
そんな感じです。予告にもなっていないような気もしますが、気にしないでください。ともかく、次は文が写真を撮って回る物語です。全7話ぐらい?10話はいかないと思う。
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