2011/03/29

雑感

お久しぶりです、Okmです。


文の取材は日常を切り取っているので、「つまらない」という印象を与えることも考えていて、視聴者離れを気にしていたのですが、なにやら雰囲気を気に入って下さる人はゆっくりとですが、着実に増えておりまして、うれしいやら、ほっとするやら、です。

そんなこんなでウォッチリストに登録してくださった方の数は東京タワーの高さを抜きまして、この記事を書いている段階で335名となりました。これからも精進するのでよろしくお願いします。


そして久々に投稿した動画についているタグを見て回っていたのですが(タグの移り変わりを見るだけでかなり楽しめます)、なにやら不穏なタグを見かけました。

「ここは聖域荒らすべからず」

う〜ん、コメントも落ち着いた雰囲気なものが多い方がいいですが、こういった攻撃的なタグは攻撃的なコメントを誘発するような気がするのですが。「蓼食う虫も好き好き」の精神で、蓼を馬鹿にしない、蓼を賞賛しない(ま、少しは人に勧めてもいいと思いますが)の方向で行きましょうよ、と思った次第でした。


もうすぐ4月ですね。3月中にはさすがに「文の取材 第五話」を投稿することはかなわないでしょう。来年度もよろしくお願いします。

2011/03/27

文の取材 第四話 【後書き】

さて、4話まで来ました。

まずは4話の投稿が遅れて申し訳ありません。その間、特に連絡もなく、ブログの更新も無かったので失踪状態が続いてしまいました、ごめんなさい。実は、体調不良でして、一日中伏せている期間が続きまして、そんなこんなでここまで音信不通でした。

ま、それは置いておいて・・・


さて、幽香の写真を新聞のネタにすべく幽香に会いに行った文ですが、なにやら逆に頼み事を貰ってしまいました。花の妖怪を考えるに、今回は彼女はある程度、彼女の手を加えた畑を持つという設定を導入しました。ネズミ(畜生)が罰当たりなことをしても仏様は怒らない、とかなんとかいう逸話があったように思いますが、幽香も基本的には花畑に現れる害虫、害獣については寛大だと思います。だって、それらの生き物は草や果実を食べて生きているわけですから。自然な事に対しては怒らないでしょう。自分がある程度、自然に手を加えているわけですから、自然側からなんらかの反応があるのは当然と言うことでしょうか。

で、幽香の写真を撮ることは失敗したわけですが、カラスの巣で思わぬ収穫があったことになります。カラスが光り物が好きなことは有名な事ですからね、持ち出すこともあるでしょう。カラスと文の関係ですが、カラス天狗はカラスが妖怪になった物と考えると、カラスはいわば、母体であるといえます。したがって、文は素朴にカラスのことを大切に思っているでしょう。ただ、天狗によっては、カラスを超越した存在と言うことで、カラスを馬鹿にする奴、高飛車に出る奴もいるかもしれません。

「カラスに使われるとは天狗もおちたものですね」

という文の発言は、カラスの上にたつ存在であると考える天狗が多いことを嘆いた発言であり、別にそう思っているわけではありません(ちょっとは図々しいと思っているでしょうが)。


で、命蓮寺に行くわけですが、はてさてどのようなことが起こるのか、それは次回。

2011/03/12

ごめんなさい

連続投稿して申し訳ありません。


かなり私的なことですが、ちょっとフォローしたいので新しい投稿にて記述します。


さる2月24日から始まりました「文の取材」。いつもコメントを下さっているクズマさんのコメントがないなぁ、とブログを見つつしょんぼりしていたのですが、先ほど、ブログのほうをいじっていましたら、スパムに「仕分け」られているコメントがあることを発見。びっくりしたことにクズマさんからのコメントではありませんか。おそらくアドレスがコメント内に入っていたことで、スパムに分類されてしまったのだと思います。そして、いちど「クズマ」さんがスパムに分類されたことで、それ以降の投稿も「仕分け」されてしまったようです。投稿自体は2月25日で、かれこれ3週間前になってしまいました。いままで気づかずにいて本当に申し訳ありません。コメントは先ほどスパム設定を解除しましたので、閲覧できるようになっていますし、おそらく今後のクズマさんのコメントもスパムには仕分けられないと思います。以後、気をつけます。


しかも、おもしろい内容だったので、さらに愕然としています。ちょっと引用。


引用開始
現在「東方外貨取引」最終回に向けてpixivで企画が上がっています(http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=16886140)。よろしければ支援絵など描いてみてはいかかでしょうか。作者のNiceTeaさんも一つ一つ見てくださっているようです。興味があるならば是非~。


実は縁あって私はNiceTeaさん本人に直接会うことになりました。その時「ととも」の話も出来ればいいな、と考えています。


引用終了。注)全文を引用してないので、全文が気になる方は『文の取材 第一話 【後書き】』のほうを見てください。


なんということでしょう。幸いにも3月11日の現段階ではまだ「東方外貨取引」の最終話は投稿されていないので、支援絵は間に合うかもしれません。「ととも」の話もできればいいな、というのはびっくりです。3週間前のコメントですので、もうすでにNiceTeaさんと会われたのかもしれませんが、NiceTeaさんの一ファンとして楽しませて貰っています、そして、最終回を楽しみにしていますということぐらいしか、今は思い浮かびません。もっと早くに気づくべきでした。反省。




地震のことで頭が回らないのですが、なるべく早くこのことはお知らせしたかったので、連続投稿の形をとらせてください。

東北太平洋沿岸地震

昨日、3月11日の揺れは非常に奇妙なモノでした。椅子に座っていたのですが、最初は揺れていると言うよりは、めまいがしているという感じだったのです。しばらく頭が揺れて、「あぁ、ちょっと疲れているのかな?」と思い、ふと横を見るとつってある服が揺れています。これはどうやら地震らしい、とは思ったモノの、あまりに長いあいだ揺れていたので、やっぱり自分がおかしいのではないかと思い直しました。こんな体験は初めてで、ちょっと気色悪くなって気象庁のwebサイトにアクセスしてみたら、とてつもない地震であったことを知らされました。

地震から一時間ほどたって津波が到達し、その恐ろしい映像は皆様の知るところだと思います。幸いにも、私は震源地から遠く離れた地域に住んでいたので、上述のような揺れ(それでも得体の知れない不気味さを感じました)で済みました。ニコニコ動画のニコレポで安否を気遣ってくださる方もいました。私は幸いにも無事です、お気遣い、ありがとうございます。ニコレポのほうは字数制限の都合上、聞けませんでしたが、クズマさんは特に被害はなかったのでしょうか?


ニコレポのほうにも書かせて頂きましたが、もはや今回の恐怖や今後の不安(余震、原発での放射能漏れ、なによりも生活)は推し量ることさえ難しく、言葉を失います。どうか一人でも多くの方が無事であることを願うばかりです。

2011/03/10

文の取材 第三話 【後書き】

さて、第三話まで来ました。

はたてさんの登場です。ですので、ちょっとはたてさんの印象について述べていきたいと思います。


はたてさんについてはそれほど多くの二次創作作品があるわけではないように思います。で、おおかたは文にたいして歪んだ感情をもっていることが多いように思います。さらには、はたて自身が病んでいるものも多いようにも思います。

で、念写という能力ですが、結構、ネガティブに捉えられることが多いようですね。作中でも、文は「二番煎じ記者」と毒づいています。誰かが撮った写真しか撮れない、というのは確かに弱点ではありますが、あの携帯電話に検索したい単語を入れるだけで膨大なこれまでの写真にアクセスできるというのはものすごく有利なことだと思うのです。少なくとも私の中で幻想郷にはインターネットは存在しないので、何か調べ物をしようと思えば、紙媒体しかありませんし、図書館とかそういった情報インフラが発達しているとも思えません。ですから、天狗の発行する新聞だって、次々に忘れ去られていくわけで、昔の新聞の記事の引用や、参照することはあまりないと思います。ですから、彼女の能力は写真に限定されますが、膨大な過去の資料を利用できるので、使い方次第では他の新聞を圧倒する情報量を提供できるはずなのです。彼女自身もその辺を分かっているので、決して卑屈になっていることはありません。ただ、文の軽いフットワークは自分にはない特徴ですから、その辺を恨めしく思っているのは確かかなぁ。自分の能力は文にはないけれど、文の特徴も自分にはない、それを分かっていてもやはり人の能力はうらやましいというか、隣の芝は青いわけで、どうしても文に対してとがった物言いになるのでしょう。

ストーカー疑惑みたいなことを作中で描きましたが、別にはたては文のストーカーではないです。この物語を造るに当たって、天狗社会について私なりに考察したのですが、階級社会ならば、一日に一度程度はある程度のブロックごとに顔を合わせているだろうし、月一には全体で集まる会合などがあると思うのです。これについてはまた後日詳しく妄想したいと思うのですが、いろいろ考えた結果、基本的に毎日はたてと文は顔を合わせていると妄想しました。で、いわばライバルである文のことは気になるわけで、昨日の服装を覚えていたということでした。ですから、別にはたてが文をつけ回しているというわけではありません。


ちなみに、はたてが文の家(事務所兼自宅みたいなもの)にやってくるのは結構、頻繁にあります。なぜならば、文の情報がはやいから。どうしてもスピードに劣るはたてが考えた知恵みたいなモノです。文のところで情報を集めることで、遅れをカバーできると考えているわけですね。いやはや、はたてさん、策士です。


幻想郷全体からオリジナルなニュースをいちはやく見つけてくる文と、そこから過去の写真を引き合いに出しながら考察を加えた新聞を作るはたて、といったところでしょうか。

2011/03/09

雑記

おひさしぶりです。

「文の取材」ですが、週に1度の更新を自分の中での目標にしていましたが、今週はちょっとずれ込みそうです。土日ぐらいに投稿できるかなぁという感じですので、しばらくお待ちください。


なんだか梅が見頃を迎えているところがあるそうです。そういえば、神社の梅も満開でした。まだ、近所の桜の木のつぼみは堅いですね。桜を春の代名詞ととるならば、春はまだかも知れません。3月の始めにやってきた寒気で、ちらほらと咲き始めていた野花がまた遠ざかったように思います。

でも確実に日は長くなり、河の水も多く、時折虫達を見かける様になりました。

やっぱり、春ですね。

2011/03/05

はたてさん

第二話もたくさんの人に見て頂いてありがとうございます。

ところで、紅美鈴の写真が人気ですね。ちなみにピンぼけは、ぼかしツールを使って表現していますので、“ピンぼけ”そのものを私が表現しているわけではありませんので、感心されていた方、ごめんなさい、あれはツールの力です。去年の10月に初投稿だったのですが、それに比べると、多少はうまくなっているでしょう、「絵がうまいね」というコメントはものすごくうれしい反面、実はこそばゆいのが本音です。

射命丸文の物語ですから、そのうち、天狗仲間のはたてさんも登場することになるでしょう。で、ちょっと書いてみました。二次創作ではいわゆるツンデレであることが多いように思いますが、さて、どのような性格で登場するのでしょうか。


これは小首をかしげたような感じになってしまいました。実は正面を真っ直ぐ向かして描いているはずなのに、若干傾いてしまうことが間々ありまして、困ってしまいます。これは傾きを補正せずに描いたら、まぁたまたまよい感じになった例ですね。

さて、文の取材、どのような人物がこれから登場するのか、お楽しみに。

2011/03/03

文の取材 第二話 【後書き】

さて、第2話です。

私自身、写真に詳しい訳ではないので、ニトリの説明があっているかどうか、実は不安を抱えています。フィルムの感度と、光の量の兼ね合いが大切だ、ということは漠然と理解していますが、それ以上に細かいことになると、説明できないのが本当の所です。そんなのでよくもまぁ、「写真をとる」ということを題材に選んだな、と思います。

ナショナルジオグラフィック(NG)という雑誌がありますが、あれ、すごいですよね。ものすごく引き込まれます。自然であれ、事件であれ、それを切り取った写真はものすごく訴えるものがあります。私が一番引き込まれた写真はかなり古いNGの雑誌で、南米かどこか(あやふや)で取られたものです。それは電気も水道もないような奥地でハンモックにくるまって寝ている女性の写真なのですが、ともかく「美しい」のです。しばらく、ぼんやりと眺めていたのを覚えています。ただ、けっこう肌が露出していたので、じっと見てたら変態扱いされたかもしれません。ともかく、優れた写真というのはすばらしいものです。絵画とは違う魅力がありますね。

で、これまで射命丸文はあまり写真に対して、そこまで高い評価をしていなかった(露光オーバーだったりピンぼけさせていたためですが)。が、きちんと取れば、人を動かすほどの「美しい」写真を撮れる事に今回気づきました。今回は、背景をぼかして撮られた蘭の花に心を動かされたようです。文はこれまで背景をぼかしてなにかを強調する技法など持っていなかったので、これは衝撃的だったのでしょう。が、そういった自分に若干の照れもあるようで、新聞には使えないとかその後言ってますね。

その後、チルノとマリサに取材を行っていますが、これはいたって普通の取材です。チルノが霊夢に勝った、というのは、チルノの解釈ですから、本当に霊夢を打ち破った訳ではないと考えてもらっていいです。ま、その辺りをどう解釈して新聞にするかは文次第ですね。魔理沙が持ってるキノコですが、これは幻想郷に固有種なので詳しい名前は分かりません。ですから、食べてよし、魔法に使ってよしの非常に優れたキノコですが、滅多に手に入らないので、結構一人で盛り上がっていたところを文が見つけた、というところです。さすがに分かる人が少なくて記事には出来ないでしょうが、写真を撮ったところを見ると、造形物としては、結構興味深かったのかもしれません。

2011/03/01

コメント

後書きでは結構ネガティブな事を書き綴りましたが、見てくださる人が多くてうれしい限りです。

さて、いろいろ鋭いコメントも頂きました。

フィルムを使い切るまで新しいものを準備していないのはどうだろう、とか
ご名答ではなく、ご明察のほうが適当だろう、とか
誤字、とか
帽子の位置、とか

たしかに取材をするのですから、予備のフィルムをもっているのは当然ですね。でも、すべての取材の場合において写真が必要な訳でもないですし、カメラの扱いについてそれほど習熟していない所をみると(この動画での設定)、それほど「写真」に対する意識が高いとは思えません。しかも、最速ですから、予備のフィルムを持ち歩くという習慣がないのは特別不自然な事には相当しないのではないかと思います。でも、言われてみると不自然ですね。

ご名答ではなく、ご明察ではないか?これはその通りですね。ニトリが先手を打って文の要求を見抜いた訳ですから、ご明察です。ま、正しい解を述べたので、ご名答が間違い、という訳ではないと思いますが、よりご明察の方が正確なやりとりだと思います。ちなみに、わざと間違えた言い回しを使う事がたまにあるのですが、今回はそういう意図があった会話シーンではないので、ご指摘、ありがとうございました。

誤字、射丸文を射丸文とやってしまった。これはいけない。ただ、動画内で間違えた訳ではないので、直すことができたのがせめてもの救いですが、今後、注意せねばいけませんね。


あと、文の帽子の位置ですが、頭のてっぺんにないのは仕様です。文に限らず、微妙に服装が原作と違うキャラクターが多いですが、これは原作でも各作品で衣装が違っている事をうけています。ですから、その時々に応じた服装をしてもらえばいいんじゃないかと考えています。あと、何より、正確に服装を再現する事が叶わない技量の問題でもあります。ただし、文の帽子の位置は微妙に意味があります。文が天狗の階級社会から微妙に逸脱した存在(里に近い、天狗外の友人も多い、非常にアクティブである等)である事を踏まえて、帽子が本来あるべき位置からずらされています。それだけです。


と、コメントに関するコメントはこんな感じです。

以下、暇話

先日、歩いていたら、近所の神社の梅が咲いていました。梅は香りがあっていいですよね(桜にもある事はあるのですが、あまり強くはないですよね?)。個人的には桜より梅のほうが好きです。枝ののび方とかも梅の方が好きですが、しだれ桜は捨てがたいものがあります。尤も、甲乙をつけようとすることが無粋なのかもしれません。梅が咲いてもう春の訪れを感じるこのごろでした