週末がやってきました。
こんにちは、李花尺です。
今日は、ドキドキ☆するシリーズのお話でも。
主たる感想は、マヨヒガ発見伝より。
お宝発見伝も面白いんだけど。
このシリーズの特徴。それは、何とも言えない 「間」 の表現かと。
効果音・BGMを巧みに使い、印象的な場面の切り替えと
コマ割を駆使した余白のとり方で
マヨヒガの静寂とした夏が浮かび上がっています。
猫さんと棚娘の掛け合いも秀逸
棚娘の幼さ
猫さんのおちつき
良い具合にかみ合っております。
・・・鈴の音がいいよね。
シリーズ全体を通して時系列が入り乱れて
何度も見ると分かる発見やあるもおかし
やっぱり、棚娘が持って帰った筆は
あの蛙が使っていたものなの?
続きが気になる。。。。
猫さん・・・
ということで、ドキドキ☆するシリーズはどきどきしながら楽しませて貰っています。私自身は背景を描かないと落ち着かない性質なので、このシリーズのような簡潔な美しさとはあまり縁がないですが、やはり、シンプルな絵柄ならではの魅力があって大好きです。イベントで配布されている同人誌をベースに動画にされているということで、動画の中にコマがあるのはそういった理由も有ると思うのですが、巧みに配置・展開されていて、余白もまた味があっていいですね。
前作にあたるお宝発見伝では、「ジト目チルノ」という少し大人びたチルノが出てきます。でも霊夢の見た夢(?)のなかでは対極にあるチルノが出てきます。あの辺り、なにか種明かしがあるのか、はたまた、あくまでも霊夢がみた「夢」なのか。基本的に大人びた登場人物が出てくると私はほいほい釣られる傾向があるようで、チルノや猫さんの魅力にやられているのかもしれませんね。
マヨヒガ発見伝では、りさがマヨヒガから戻る際に捨てられた道具達が作る光の帯の道、あの表現はやはり良いですね。暗闇に、ぽつぽつと怪しげで、しかし優しい光が続いていく様子。実は、拙作「巡るは季節」ではああいった表現が私もやりたかったのです(明治の結界を張るときのシーンですな)。現実とうつつが交わる表現、というものを見た気がします。いいですね。
後は猫さんの服装もかなり好きです。大陸風な装いが異質さを感じさせますね。単に大陸風な服装が好きなだけかもしれませんが。
どうやら、第三章では猫さんに焦点が当てられている様子。本にはなっているそうなので、ぼちぼちと動画になるのを待つことにしましょう。
シリーズ作者のにひまるさんリスペクト。なんだか大人びた猫さんにはドキドキします。 |
ここでこの動画を知り、見させて頂きました。
返信削除こういう神秘的な作品があったのですね。非常に好みでツボでした。闇が来る表現や、道具が光で道を照らす表現、幽玄玄妙で心惹かれます。ファンタジー小説読みにはたまらないものでした。
やはり好きな作品の作者が薦めるものは自分も好きになることが多いです。他の作品の紹介も期待しております。
クズマさん
返信削除私も最近はニコニコにいく時間が限られておりまして、あまり新しい情報を提供できる訳ではありませんが、「そうなんだよね」という共感を得られたらな、と、この動画紹介をやっております。もし、今回のようにそれが新しい発見であれば、少し私としてもうれしいですね。とりあえずはあと少しで動画紹介は一区切りをつける予定です。今度は私の作業風景ともうしましょうか、「動画ができるまで」とでも題して、李花尺はどういった手順で動画を作っているのか、を綴ってみようと考えています。