どうも、私用で東京に出てまいりました、李花尺です。
東京はずいぶんと春めいていましたので、驚きました。私の住んでる田舎はまだまだなのですが・・・。本日は福祉チャリティーマラソンというのが皇居の周りで行われていたようで、皇居の周りはランナーが多くみられました。そしてお堀の柳の先端にはかわいらしい新芽が出ていました。歩道にはタンポポも咲いてるのも見かけました。
本日、3月11日は東日本大震災から 一年の節目に当たります。地震の起きた時刻にあわせて、黙祷をしました。私が顔を上げてもまだ黙祷をされている方もいました。それでも、車は走っていますし、お堀のランナーの方は走っていました(黙祷をされた方もいらっしゃるでしょうけれど)。私は東京という街が一瞬、止まるのではないかと思っていたのですが、そうではなかった。でも、それでいいのかもしれません。止まる人、止まらない人、止まれない人・・・そういう雑多さこそが、都会というものかもしれません。・・・それにしてもいろんな人がいます。田舎では考えられない多様さですね。見ているだけで楽しいです。都会の楽しみはこれに尽きるかもしれません。
そんなことを考えながら、はじめて秋葉原というところにいってみたのですが、歩行者天国になっている部分は規制があってメイドさん、いないんですね。一本なかにはいってみたら、たくさんいました(一度も声をかけてもらえませんでしたけどね)。Mac製品をとりあつかっているお店を探したのですが、思った以上にありませんでした。秋葉原はほんとにサブカルチャーの香りが強いところになったのですね(もちろん、私が探すのが下手すぎる可能性は否定できませんし、もとから少なかったのかもしれませんが・・・)。
つらつら思うに、普段得ることのできない非日常を十二分に体験できたと思います(ところで東京って本当に坂が多いですね。知ってはいましたけど、今日、実感することができました。・・・足が痛いです)。しかし、この街に住むのはちょっとやだな、とも思いました。どうしてかと言いますと、やはり人間どうしても環境に「なれて」しまいますから、この雑多な人間模様を興味深く見て、なにかを発見するためには、外にいたほうがいいと思うからです。都会に行けば行くほど、いろんな人がいますけど、そこで暮らせば、興味深い人はより他人になり、そして他人であるからこそ無視し、興味を失っていくかもしれません。
そんなことを考えました。でもやっぱり本当に刺激的で、面白い街ですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿