2014/09/20

本草図譜

どうも、先週はおやすみしました、李花尺です。


先週は3連休、ちょっと忙しかったので、おやすみしました。2週間ぶりという事になりますが、その間に私の近辺はずいぶんと秋らしくなりました。朝夕はめっきり涼しくなり、半袖では少し肌寒い様子です。季節の変わり目ですから、皆様、体調には気をつけてくださいね。


さて、世の中便利なものでして、著作権の切れた本をデジタルで手に入れることができます。青空文庫などが有名ですね。ibooksにも古い名著などをダウンロードできるのですが、面白いものを見つけました。

「本草図譜」

といいます。残念ながらibooksにはすべて揃っているわけではないですが、一部を見ることが出来ます。これ、いろんな草花の絵と簡単な説明が描いてあるだけのものなのですが、色使いとか配置が面白い。特に配置が面白いですね。図鑑というからにはその草花の全体像を描写する必要があるとおもうのですが、大胆に「よって」ます。もちろん、全体を描写しているのもありますけどね。切り取り方が秀逸なものが多い気がしますね。構図の参考になるのかもしれません。各ベージでいろんなパターンで草木が配置されているので、飽きません。

PCの壁紙に向いているかもしれませんね。

3 件のコメント:

  1.  「本草図譜」…こういうのもあるのですね…。
     美術館なんかで日本の昔の花の絵を見ると、そのデザイン性の高さに驚かされます。これデザインソフトかなんかで描いてるんじゃないかとw。
     あえて細部を描かない、というのは日本的だと思いますね。

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  2. 子供のころは図鑑を見て「なんで写真じゃなく絵なんだろう?」などと疑問に思っていましたが、人の手による植物の絵というものは妙に癒されるとともに、強調したい部位をすべて同時に描くことができる、という利点があることに大人になってから気づかされました。
    昔実家にあった植物図鑑、整理の為に親が捨ててしまいましたが、泣きついて取っておいて貰えばよかったな、等と後悔する今日この頃です。

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  3. クズマさん
    細かい装飾も大好きな日本人ですが、デフォルメも大好きですよね。実用的な書でありながら、デザイン性が高いのは遊び心があるのか、はたまたそれが普通なのか・・・。当時の人に聞いてみたいものです。

    Underdogさん
    あらあら、捨ててしまいましたか・・・。私にも同じような思い出がありますよ。ぼろぼろになるまで見た野外図鑑(鳥、虫、魚、草木が載っていました)はいつの間にか捨てられていました。あの本から得た知識って未だに役立っているし、時折もう一度確認したくなるのですが、もはや叶いません。他人にとっては情報も見た目もただの古い図鑑なのでなかなか守るのは難しいですね。

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