2013/03/17

週末雑感


どうも、一週間ぶりです、李花尺です。
さて、今日はmoganboさんの「淡々と進む東方手書き漫画」の話でもしましょうか。



 どうしても気になるのが「お魚天国」でしょう。どうしてこれが選ばれたのか気になってしょうがない。そして紫が登場する場合はキューピーのタラコマヨネーズのあの曲。そして、妙な一致を感じるのと、それがないと妙に落ち着かない感じは謎ですね。
 もちろん、それ以上に淡々と進む軽妙なやりとりが好きです。ぼけとつっこみが自然に存在している様はなかなか爽快です。タイトルにあるように、登場する妖怪・人間共々、どこか淡々としていて(決して感情が薄いとかそういうわけではなくて)、少し斜に構えた感じを受けるのは私だけでしょうか。でも、そんな感じが好きです。
 このシリーズはいくつかの独立したお話に分けることができそうですが、お話のなかで特に好きなのは【巫女】とそれに続く【ドライバー】でしょうか。ほかのシリーズに比べて、巫女、そしてそれに関わる妖怪と人間の魔法使いが生々しくて好きです。どうしても素直になれない感じと、素直だからこそ人を傷つけることもある、そんな人間が持つ色々な側面が出ていてので、見ていてそうなんだよなぁ・・・と感じ入ることができますよね。だから好きです。でも・・・

「ドライバーはいけない」

・・・だ、そうですよ。多分。

 後、淡々シリーズではゐがいい味出してますよね。まさに淡々としているというか、達者というか、さすがというか・・・。もしかしたら真綿で首を絞めてくる手強い妖怪なのかもしれませんけどね。ちょっと何を考えているのかわからないところがあって、つかめないけど憎めないし、好きなキャラクターです。

 先日、小悪魔の話が終わったので、次はだれに焦点を当てた物語が始まるか楽しみですね。小悪魔の話も面白かったです。小悪魔の悪魔っぷりが筋が通っていて不条理なのだけど清々しいですし、パチェさんもパチェさんで頭はいいのだろうけど、いろいろと問題があるご様子で、両者ともにそのちぐはぐした感じが好きです。マリサもマリサですしね。軽妙で毒のある会話と、絶妙な表情がツボです。
パチェさんが一言、

「どういうことだ?」

ここで切り取っても雰囲気は伝わりませんが、吹き出しの出てくるタイミングも非常によく、まさに目の前で会話が展開されているようなテンポの良さがあります。セリフ一つ一つが短いのも臨場感を出すこつなのかもしれませんね。

「私は悪くありませんが」

 さて、次週、servossさんのシリーズの感想をもって、とりあえずはこの「私の好きな東方手書きシリーズ」を終わりたいと思います。また、何か思うことがあったら書いていこうと思います。ではまた来週。

淡々と進む東方手書き漫画 【悪魔】より。淡々シリーズも背景が丁寧に描写されていますね。

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