2011/04/02

文の取材 第五話 【後書き】

さて、第5話まで来ました。実は前回、命蓮寺を妙蓮寺とやってしまったミスを指摘されました。いやぁ、気をつけてはいたのですが、申し訳ありません。

で、第五話の主な内容としては白蓮と文との掛け合いですが、作っていて楽しかったのは、どちらかというと、虎丸星を中心とした掛け合いですかね。虎丸星はまさに「星君しっかり!」といった感じを目指しました。頼りないというか、どこか抜けているところもあるけれども、気配りは出来たりする、そしてリアクションが割合大きなイメージですね。普段はあまりこういったキャラクターを描かないので、面白かったりしますが、おなかいっぱいであったりします。そしてそれと対になるようにナズーリンはしっかりして、クールなようで、いわゆるKYなところがあるという設定を持ち込みました。一輪はお母さん、村紗はお父さん、という対を象徴するような性格を持たせたかった。白蓮は一つのことに集中するとほかの事が見えなくなる、それに対して鵺は集中すると周りから見えなくなるというようなペアを考えました。今回は、これらの設定は作るだけ作って、あまり有効に利用できていませんが、命蓮寺のメンバーの主な属性(?)がおよそ私の中でできあがってきたので、今後、登場回数が増えるかもしれませんね。でも、典型的なキャラクター設定を必要とするのはあまりそのキャラクターを作り込めていないという証拠でもあるので、やはり命蓮寺のメンバーは描きづらいのも事実です、なんでだろう。あまりニコニコでは見かけませんが、若返りを謀り、死ぬのが怖かった白蓮と実際に死ぬことのない輝夜の間の掛け合いは面白いかもしれませんね。ちょっとお互いの接点を作るのに苦労しそうですが、短編ぐらいで挑戦するには良い題材かもしれません。


後、コメントの前に断っておきますが、「ぬえ」を「鵺」と表記するのは間違いでしょうが、ひらがなで「ぬえ」と書かれると読みにくいので漢字を採用しました(鵺のほうが読みにくいというか、読めない、という意見があるかもしれませんが)。「にとり」を「ニトリ」と表現しているのも読みにくいのが主な理由で、本来はひらがなで書くべき事は了解の上です。


ともあれ、命蓮寺でニュースを「作る」試みはほぼ失敗したことになります。あらあら、文さん、残念でしたね。次はどうなるのでしょうか?ちょっと、展開が読みにくいですが、もうしばらく、このシリーズ続きますので、おつきあい下さい。

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