2011/10/07

The last incident 【後書き】

さて、新シリーズを始めました。3部+αの中編をこれから作っていこうと思っています。作品が始まったばかりなので、後書きが書きにくいのですが、少しばかり。


今回、始めて、東方原曲をBGMとして使ってみました。これまでも使いどころが無かった訳ではないのでしょうが、手元にある音楽で事足りたので、ついぞ使っていませんでした。今回、ちょっと原作をなぞるような動きになるので、原曲を使ってみました。

そこで、http://takeda.is-mine.net/様からMIDI音源を勝手ながらお借りしました。
ありがとうございます。

弾幕というものを描いてみたのですが、う〜ん、非常に難しい且つ面倒くさい。スピード感を出そうと思えば、漫画的な表現—集中線やカットイン、極端な遠近感や魚眼効果—を駆使すればよいのでしょうが、私はその技術を持ち合わせていませんし、別に弾幕を描きたい訳でもないので、中途半端な表現にとどめました。v.s. チルノに至ってはまともに描写していません。この作品を作るにあたって、躍動感のある描写を修得したいなぁというもくろみは持っていたのですが、早くも挫折しました(いや、努力はしますけどね)。

さて、会話ですが、「紅魔郷」の会話をベースに組み立てていたりします(未プレイなので、横着ですが会話まとめサイトなどを参考にしました)。ルーミアの良薬じゃなくなったら〜というのは原作で霊夢がルーミアに言い放った台詞ありきの会話です。そう言った意味では今回の作品はかなり原作依存度が高いかもしれません。

おそらく、一番意味不明なのは大妖精の台詞でしょう。いったいなにが「いいんです」なのでしょうか。基本的にどういう解釈をして頂いてもいいのですがあえて補足するならば、
「チルノちゃんは決して霊夢に勝てないけれど、それでも楽しそうに弾幕を挑んでいるのだから、負けたっていいんです」
ということでしょうか。実際の会話ではなかなかそういうしっかりとした背景があって発言するのではなくて、もやもやとした複雑な感情を処理するために、とりあえず口を開く、ということもありますけどね。


ただいま、この3.5部作(要する所、数としては4部作)を「ととも」シリーズに組み込むか、別シリーズとしてマイリストを作るか、悩んでいる所です。分けた方がいいような気もしますし、分ける必要も無いような気もします。

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