2011/02/02

雪の音【後書き】

物語としては何の脈絡もない話にしています。これまでの「ととも」は幻想郷のちょっとした「出来事」を切り取っていましたが、今回はおそらく初めて、本当に「なんでもない一日」を切り取っています。ですから、後書きとして書こうかな、ということは物語についてはありません。

が、実は微妙に伝えたかったことがあったりしまして・・・。それは雪の音です。

たぶん、大勢の方は雪の音を聞いたことはないのではないでしょうか? が、実際にするのです(本当ですよ、どうでもいいかもしれませんが・・・)。私が雪の音が本当にすることに気づいたのは大学はいってしばらくしてからです。雪がつもっていると、周囲の音を吸収するのか、非常に静かになります(田舎では、ですが)。で、そこに風もなく雪が降り積もると、雪が積もるときにかすかに音がするんです、本当に。「しんしんつもる」、とか「雪やこんこん」とか言いますけど、たしかに、そんな感じの音がするんですよ。あのとき、「あぁ雪はしんしんと降るものだ」というのがわかったのです。

ともかく、雪が降り積もる時に音がするんだよ、ということを伝えたかったりしました。それを知ったところでどうなのだ、といわれると、何でもないのですがね。



この投稿からもうしばらくすると、アンケートが閉め切られます。アンケートにご協力してくださった方、ありがとうございます。「長編」がみたい、とおっしゃっている方が多いようですが、のっけから短編で申し訳ありません。すぐに長編が準備できるわけではないので、つなぎだと思って下さい。決してアンケートをないがしろにしたわけではありませんよ・・・(汗)

現在の所、文をメインに据えた長編がぼんやりと出来ています。こうご期待!


追記:最初にでてくる雪だるまはレティとチルノで作った、という設定でした。だから何だ、という話ですが

1 件のコメント:

  1. お疲れ様です、楽しみに待っていました

    何気ない日常を切り取った描写でも、やっぱりなんとも言えない不思議な気持ちになる感じです

    それが何なのかと問われれば具体的に表現できないとこに自分の限界を感じます
    まぁ今の自分の生活の中では味わえないもの、だからなのか・・・

    作者さんは、動画作成で何かを参考にしている・インスピレーションを受けているものはあるのですか?

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