2014/05/18

後書き ピアノのある風景

さて、新作を無事投稿できました。今回は3部作の予定です。

 私はピアノにかぎらず楽器全般を弾けないのですが、この歳になって弾けたらなぁと思うようになりました。ちょっと気持ちを落ち着かせるために、暇を紛らわすために、そして楽しむために。私の周りには存外楽器を使える人が多くて、それがちょっとうらやましいだけなのかもしれませんが。そういった私の個人的な思い入れが起点になっている作品です。早苗さんがピアノを弾く場面がありますが、これはtwitterで幻想郷での録音作業を募集したところ、underdog氏が快諾してくれましたので、氏が音源をとってきてくださいました、ありがとうございます。

すこし、制作について。
 香霖堂の店内を描くのは疲れました。雑貨屋あるいは骨董店の店内のごちゃごちゃした雰囲気を出したいのですが、膨大な書き込みに気後れし、そして私の脳内に上手くそのイメージが湧かないものですから、かなりこざっぱりした店内となりました。一応、コーヒーや紅茶など、これまでに描いてきた幻想郷で香霖堂で扱っている商品は置いてあります。そして今作、朱鷺子をはじめて描きました。わりと幼い印象ですね。霖之助さんはわりとドライな感じがします。ピアノに関しては弾いても減らないからなんとも思ってないのでしょう。そこにあるだけで価値のある性質の物ではないので、むしろ弾かれるべきだと思っているのではないでしょうか。
 早苗さんは最初の数コマはちょっとパーマをかけてますが、瞬く間にストレートに戻っています。私が鶏頭なのと、ちょっとやぼったい印象になるので、やめました。どうしてでしょうね。切れ長の目の方が好きだからですかね。早苗さんはどちらかというとかまぼこみたいな目の形をしているのですが、どうもこう・・・可愛いのですが、少し・・・。

ま、個人的な好みの話はさておき、ピアノを巡る日常を3部作でお送りします。慧音先生の登場で次はどうなることでしょうか。それではまた次回まで。

4 件のコメント:

  1.  おお!新シリーズですね!
     ピアノの先生によると、ピアノはやっぱり大人の人のほうが教えやすいそうです。この曲を弾きたい、みたいな目的も決まっている場合が多いですしね。そんなわけで興味あればぜひピアノをw。自分も昔はやっていましたが、もう弾けませんね…。
     香霖堂は小物だらけみたいなイメージがないので、こんなかんじでこざっぱりしていた方がそれっぽいように思えました。人によっては骨董品的なものを描き込む人もいますね。李さんとこの霖之助さんは普通に掃除とかしてそうだ…。
     では続編、楽しみにしております。

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  2. ギターであれば1、2ヶ月ほど練習すればメジャーコードくらいは弾けるようになりますのでいかがでしょうか。比較的お安く手に入るのもギターの魅力ですね。

    宴会で弾き語りで熱唱するゆうかりんの姿が、李さんの演奏で見れる日がいつかくるかも...w

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  3.  今作の早苗さんの爛漫さ、本当にええっすなぁ…。守矢神社、香霖堂の面々もまた良いサブキャストの雰囲気がしますねぇ…。特に朱鷺子のませたお子様な感じは新鮮でした…。
     ところで余談ではありますが、最近30過ぎてからピアノをやってみようという御仁(男)が妙に周囲にいたりします。思い立ったがなんとやら、とは言いますし、デジタルピアノは意外に手が届きやすかったり、と言うところもあったりで、手を伸ばしてみるのも良いやも知れませぬ…。

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  4. うぅ・・・皆さん音楽のご経験がおありのようで。私は中学の音楽の授業で楽器に関しては卒業してしまったので、からっきしです。でもどうやら今から挑戦してもよさそうな感じですね。また余裕があれば・・・手にとってみたいものですが、その時間をどこから捻出するかが課題ですね。

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