2014/08/09

実家

なんだかんだでお盆休みも近くなりましたね。雨のようですが。
どうも、李花尺です。

盆休みを控えて、今週はちょっと実家に関連する話題をば。
 実家の居間にはアクリルケースに入った日本人形が飾ってあります。ケースの中には小さなガラスのコップ(一輪挿しかな?)が置いてありました。それに少しだけ水が入れてありまして、まぁ、今思うと湿度の調整のために入れてあったのだと思います。幼い頃、母がケースの中のコップに水を足しているのを見ていて、どうしてそんなことをするのか聞きました。確か「お人形さんが飲むのよ」と教えてもらったと思います。「お人形さんは恥ずかしがり屋さんだから夜にこっそり飲むのよ」とも言っていた気がします。その当時、私は「なるほどお人形さんも喉が渇くのか・・・」と水のなくなったコップをみて妙に関心したものです。人形が夜にこっそりと水をのむことは不思議と怖くなかったですね。実家には神棚があって、毎日ごはんと水をお供えしていたので、そういうものだと思っていたのかもしれません。

もちろん実家に、その人形はきちんといます。今でも水を飲んでいるのでしょうか。

4 件のコメント:

  1.  うちも神棚に水などをお供えするのは「神様が飲むから」と教えてもらったことを思い出しました。しかし人形は初めて聞きましたね。ですがもしこどもの頃にそう言われたら素直に「そうなんだ」と自分も納得したでしょう。もしかしたら今でも半分は信じてしまいそうですがw。
     自分は人形には魂があるのではないか、といまだになんとなく思っています。寺社仏閣で行われている「人形供養」なども気になり、一度見に行ってみたいなぁ、と考えることがあります。もともと人形とは人のかわり、ヒトガタなわけで、科学的云々はともかくそういう意識で作られてきたのだと感じます。キリスト圏などではあくまで象徴なのでしょうが、アニミズムに基づく人形というのはまさしく人間ではないか、そう思います。そんなわけで李さんのうちの人形も人のいないところで今でもこっそり水を飲んでいるのでしょう。

     自分も日本人形が一体くらいほしいですねw。高いんだろうなぁ…こけし一体買うのにも躊躇しているのに…w。

    返信削除
  2. このコメントは投稿者によって削除されました。

    返信削除
  3.  きっと、子供心にお人形が怖くなかった理由としては、己が抱く感情以上の感情と言うものは、理解しえないモノなのだからではないのかと。いわゆるお化けは、そもそもが人に害を与えるモノなので怖いのですけど、家で大事にしているお人形は、守ってくれこそすれ、危害を与える理由は中々思い当たりませんから…。(逆恨みやら嫉妬やらの複雑な感情を理解してからは違いますが。)
     特にヒトカタのモノとあらば、自分が周囲の人に対して何を思っているかが反映されそうな気がします。
     ともあれ、もし実家に帰られるのでしたら、ゆっくりなさって下さいな。無条件で心安かる場所ってのは中々得難いものなのですから。良い休暇をお過ごしなさいますように

    返信削除
  4. クズマさん
     母に聞いてみたら、人形は嫁入り道具だそうです。ということは私よりも人生の先輩に当たるわけですな。これからも大切にしたいものです。

    Underdogさん
     只今、実家でまったりとしております。実家でまったりと出来るというのは幸せなことなのでしょうね。

    返信削除