2014/10/25

新幹線

どうも、秋晴れのもと、部屋にこもっている李花尺です。


とはいうものの、今週はちょいと新幹線に乗る機会がありました。大阪や東京はのぞみもひかりも全部留まりますし、人も多いですから、壮観ですね。一方、地方の駅は真ん中に通過用の線路があって、ひかりやこだまをのぞみがどんどん追い抜いていきます。そんな地方の駅のホームにいたのですが、向かい側のホームにこだまが停まっていて、それをものすごいスピードでのぞみが追い越して、そのあとゆっくりとこだまが発車して、そんなこんなしているうちに自分の立っているホームにひかりが入ってくる・・・。時速300km/hの乗り物がホームに立っている10分そこそこの間に3本も 4本もいったり来たりすると、なんだか私の中の「男の子」が、がぜん元気になります。運転手さんや車掌さんがものすごく格好良く見えてくるわけです(実際カッコイイのですし)。新幹線が入ってくるときの警告音や、停まっていたこだまが再び動き出す際のなんだろう、モーターかインバーターの起動音(?)とか、停車時のエアの抜ける音とか、抑揚を抑えた構内の放送とか、そういったものが私を刺激します。ここまで私の好きな新幹線の要素を挙げてみると、ずいぶんと音に偏ってますね。

ホームではしゃぐにはみっともない歳ですから、平静を装っていますが、やっぱりむりだったので、一枚だけ。

4 件のコメント:

  1.  おお、はしゃいでる李花尺さんとは珍しいw。
     新幹線はなんか、こう、「ハイテクマシン」という感じがしますね。実際乗ってみても高速で背景が流れていくさまにたぎりますw。音はやっぱり大切ですね。ハリウッド映画なんかにある機械のメカニカルな駆動も、半分は「音」によってかっこよさが作られていると自分は思っています。
     自然によって作られた「美」も人間によって造られた機械的な「美」も方向性は違えど美しいですね。無駄のないインダストリアルなものこそが美しいといったのはどこの現代美術家だったか…。意外にもわたしたちは多くの「美」に囲まれているのかもしれません。

     話は変わりますが(前回のコメントについてですが)、高野山いいですね!
     自分もいつか高野山あたりから熊野古道を通り、十津川を臨みつつ熊野三山まで歩いてみたいです。70キロもあるので途中で倒れてる可能性は多々ありますが、動けるうちに挑戦してみたいですね。

     それではまた来週に。

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  2. なにを美しいと思うのか、は人それぞれですから自分の知らない世界をこれからも広げていきたいとは思いますね。なんでもありになると味が薄まりそうではありますが。

    高野山めぐり、がんばってくださいね。だめだったら、骨は拾いましょうw。冗談はさておき、熊野古道は一度歩いてみたいものです。苔むした杉の大木の間をゆっくりと歩けば、浄化されそうです。

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  3. 外面上、はしゃぐことはできずとも「男の子」をたまに解放するのは良い事ですよなぁ。たまぁに好奇心やら何やらを虫干ししなければ、あっというまに年をとってしまうような気がするのです…。

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  4. 三つ子の魂百まで。抑圧して腐らせてしまってはもったいないですし、ただただ年をとるだけになってしまいそうなのは分かりますよ。きっと、昔の記憶に根ざさない趣味を歳をとってから なんとなく始めても、きっと面白くないのではないかなぁ・・・と思います。

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