2010/12/14

ゾンビ禍;第1話 【後書き】

今作品で、霊夢が出てきたので、それに関する妄想をば。

幻想郷という世界における博麗神社の役割の妄想を説明するために、幻想郷という世界についての妄想をお話しする必要があると思います。と、いっても時代考証というか、そんな大したものではありません。

とりあえず、「こっち」との交流は明治前で停止している。時間軸は「こっち」側と同じだ、ということを踏まえると、とりあえず、幻想郷の社会構造は江戸時代だと考えられる。で、社会的には封建制度を基本としているんだろうな、と考える訳です。一方で、妖怪が普通にいて、ともすれば喰われかねない状況でもある。ということは、社会構造として、一番上にくるのは神社(巫女)だろうと妄想しました。武士さんでもいいんですが(源頼光とか強いよね)、武士さんは登場しないというか、武士さんってある程度固まって住んでるイメージがあって辺鄙なところにはいないんです、私の中で。特に天領なんてところは、藩領と違い、お役所が大きな街にあってそれ以外はほとんどいないという感覚があります。どこで仕入れたかは分かりませんが。ですので、幻想郷には武士さんはほとんどいないというのもありだなぁと思いました。そういうところであれば、自然、農の上に来るのは信(神)だろうと。

ですので、他の作品で見られる「貧乏」な状態はあんまり想像しませんでした。もちろん、自由に使えるお金があるかどうかは別ですが。ということで、霊夢は食べていくのは困らない存在だととらえています。それに、里では一番の実力者と言うか、大事にされる存在であると。だから、彼女の認知度は高いだろうと妄想しましたので、作中では、彼女を村人が認めている訳です。

第1話投稿にそえて、後書きでした。

後、駄文。。。

霊夢&魔理沙ですが、難しいんですよね、扱いが。リアルに10代なので、経験の差がありすぎるんですよ、大人の妖怪に比べて。そもそも、ものすごく個人的なことで恐縮なのですが、「幼い」のはあまりポジティブな要素が私の中でないんですよね、うわぁ。じゃあ、霊夢&魔理沙を大人として描けばいいんですけど、そうすれば、今回の基調である人間と妖怪の差がなくなるというか、差がかけない(別に強いて描かなくてもいいんですけどね)。。。
と、いうことで、霊夢&魔理沙はある程度、「ガキ」として書きたい。そして10代の半ばって中二病の嵐が吹き荒れる時代ですから、そういうものを取り入れるべきなんでしょうけど、また個人の問題で青臭いのが嫌いなので(尤もこれまでの内容も本質的には青臭ものが多いですが)、うまく表現できない。いろいろ個人的な嗜好が重なって、二人をうまく書くことができるかどうか、ものすごく不安です。もちろん、妖怪と人間の10代に明瞭な、というかあからさまな差があるとも思えませんが。

なによりも中学生ぐらいのじゃりん子を二人も出して、その二人の違いを描けるほど、私はじゃりん子に対する理解が深くない。。。冷静と熱血だけでは性格を表現できないのですよ。

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