さて、案外、素早く投入することが出来ました。
先日は投稿までに時間がかかるとブログで告知しておいてからに申し訳ないです。
さてさて、物語としては「文の取材」の後日談になります。「文の取材」では、太陽の畑で撮った写真を椛が記事にしています(まぁ、息抜きの写真入りコラムみたいなものですね)。そこから幽香が何を感じ取ったか。それは彼女が作中で述べているとおりです。
“花は本物が一番美しいと思っているのだけど、写真というのは・・・魔法のようなものね、魅力はこちらの方があるかもしれない”
そして、それは射命丸文が写真に対して感じていることでもあります。幽香は普段の文のゴシップ作りをよく見ているので、そこまで文の感性が豊かであることは見抜けなかったようです。文としては写真の魅力に気づいたものの、なにやら恥ずかしいので、花の写真を撮ることは撮ってもそれをまとめるという作業は出来ずにいた。それが幽香に頼まれたことによって「むりやりやらされた」という言い訳ができたので、花の写真集作りをほぼ無償で手伝った・・・という背景を考えていました。幽香が射命丸文に写真を頼むくだりは「文の取材」を参照してください。
それと、本作は「ととも」の前々作「雪の音」とも繋がっています。時系列としては「ととも・雪の音」→「文の取材」→「ととも・夏の思い出」となります。ですから、作中で幽香のことを「詩人」と形容していますが、それは「雪の音」で幽香がレティをなかばからかうようにしてほめた言葉をそのままレティが幽香に返しているわけです(どちらも感性の鋭さを褒めているのですが)。一冬越しの意趣返しとは駘蕩した世界ですね。
動画の後書きにも少し書きましたが、この後日談の後日談を考えています。本当はその話も加えて一本の動画にしようかとも思っていたのですが、動画の尺やつながりを考えてやめとしました。・・・幽香が夏の花を見せてくれたので、レティがそれに対してお返しを考える、というストーリーです。また、余裕があれば話を作りたいと思います。それにしても作りたい話がたくさんあって、もっと時間が欲しい・・・
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